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サインの事について [2006年シーズン]

大塚さんも語っていたが、今日はサインの事について俺の考えを書きます。

客観的に考えて、野球選手にとってサインを求められるのは、誇りと言ってもいいだろう。サインを求められるのが少ないより多いに越した事はないと思う。誰にでも欲しがられるのは1流の証だろう。

俺の考えは上記と変わらないが、付け加えて1年に1回しか球場にこれなくサインも貰える機会が1回しかない人もいるかもしれないから、出来る限りサインはしてあげたいと思う。

しかし出来る時と出来ない時があるのを理解して欲しい。

球場内でスタンドからサインを良く求められるが、俺は練習中には絶対にしない。なぜなら練習時間は決められているその時間内で、自分の練習をすべて終わらせないといけない。分単位でメニューは決まっているものもある。その中でサインに時間をかける事は難しい時が多い。しかも1人ぐらいになら良いが、1人にするということは周りにいる大勢にしないといけないのと一緒なのだ。

サインを貰う側は1回だが、サインをする側は1回じゃすまない。

だから自分の時間を削ってまでは出来ない。でも球場から帰る時には今までほとんどサインを断った事はないと思う。さすがに用事があるときとか、体調が悪い時は無理だが。

出来る時と出来ない時、それをみんなにも考えて欲しい。

サインはしてくれて当たり前って思わないで欲しい。そう思うからしないときに文句を言うのだと思う。俺自身言われた事もあるし。

大塚さんも書いてあった、新幹線のホームでのサイン。これはホントに危ないし問題があると思う。ただでさえ狭いホームを縦横無尽に走り回り、自分の欲求のためになら他の人のことはお構いなし、線路に誰か落ちるんじゃないかと気が気じゃないし、一般のお客さんにも迷惑極まりない。チームの人とかと真剣な話をしてても、お構いなしでサインを貰うと頼んでくる。しかも断っても同じ人が何回も来る時もある。こういう人はホントどうかと思う。自分の欲求を満たそうとする前に、相手の事をもっと考えて欲しい。

1番の問題は、サインをインターネットなどで転売してる人が1部にいるって事。ありえない事だがいる事は事実。選手側からそういう人とそうじゃない人を見極める事は不可能。一人で何枚もサインを貰うとする人はそういう風に見えるときもある。選手の道具もそう、オークションとかプレゼント企画なんかで出展しても1部の人はそれを売ったりしている。俺たちはそういう人たちの小遣い稼ぎのためにサインなんかをしたりしてるわけじゃない。

そういうことが多く見られると、したく無くなるのも事実。

あと俺が気になるのは、名前を呼び捨てで何かをしてもらうとする人。例えば俺で言うと「里崎~サイン」っていう風に。常識的におかしくないですか?後何も言わないで無言で、色紙等を差し出すだけの人。おかしくないですか?

色々あるが、俺は出来る限るの人にはサインをしてあげたいと思ってる。サインや握手でファンのみんなが純粋に喜んでくれると俺も嬉しい。でも最後に1つだけ、出来る時と出来ない時を考えてね。

みんなはどう思うかわからないけど、俺はこう思っている。

 


2006-09-13 01:34  nice!(63)  トラックバック(24) 

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