嬉しいこと [2006年シーズン]
何よりも嬉しいこと、それはピッチャーに「サトのリードのお陰です。」って言う言葉を聞いたとき。すべてが報われたような気がしてホントに嬉しい。何よりも投手に言われるのが1番嬉しい。
今日も晋吾さんがヒーローインタビュー時に言ってくれた。その1言がどんなにまた次も頑張ろう、リードで助けようって意欲が増す事か。
投手が良ければ捕手なんて誰でも抑えれる。でもいつもちょっとは手助けが出来るように勉強したり、ビデオを見たりして色々考えたりする。投手の喜ぶ顔が、俺にとって1番の仕事の満足感に直結する。
それともう1つ昨日の試合中に感動し、絶対に次ぎ頑張ろうって気持ちにさせてくれた言葉を聴いた。
それは昨日の2打席目ファーストファールフライに倒れベンチに帰るとき、いつもながら野次が飛んできた。俺は未熟なのか自分の対する文句を聞き流す事なんて出来ない。カーッとなってたところムカつく野次なんか忘れる1言が聞こえてきた。
スタンドから女性の声で「サト~次、次」
その1言がスーッと心に響いた。そして思った、次は絶対に打ってやるって。次の打席結果はセンター前ヒット。その言葉のお陰で打てたヒットかもしれない。ホントに暖かいありがたい言葉だった。大きな声じゃなかったから俺にしか聞こえてなかったかもしれない。しかし俺の心、耳には大きく聞こえた。ありがとう。
言葉って使い方によっては人をも助ける。